振袖の「イメージ」って何?

振袖の「イメージ」って何?

よく耳にするのが「振袖のイメージを先に決めておくと選ぶのが楽」ということ。
ですが、普段着物になじみがないと「イメージってどういうこと?」とわからない方も多いでしょう。
基本としておさえておきたい「振袖のイメージ」をご紹介します。

~古典~

梅や牡丹、桜などの花の文様から、貝桶や熨斗など昔から伝わる柄が描かれた伝統的なイメージの振袖です。文様にも意味があり、例えば「七宝文様」という円形が連鎖し繋がる柄には、円満、調和、ご縁などの願いが込められています。
着物は大切に保てば親子三代にもわたって受け継ぐことができますが、流行に左右されないという意味では古典柄を選ぶことで長く楽しむことができるでしょう。

~レトロ~

どこか懐かしい、レトロな柄と色使いのデザインは可愛らしくもあり、黄色などの原色の地色はポップな印象も。

半襟、伊達襟(だてえり)、帯締め、帯揚げなどを自由にコーディネイトして、ファッション感度の高いお嬢様の現代のセンスを発揮するのもおすすめです。

~クール~

振袖のベースカラー(地色)が漆黒や濃藍などの色に対して、柄はコントラストの強い原色やゴールド、シルバーなど、遠目からみても目立つデザインはとってもクール。

いわゆるオーソドックスな女性らしさや華やかさよりも、かっこよく潔いイメージを好まれる方にお似合いです。

二十歳前という年齢でも、自分の意思をしっかり持って自立を目指す、凛とした女性にぴったりです。

~キュート~

キュートなイメージとは、基本的に淡い色味のパステル調でまとまったデザインの振袖です。小物はカラフルな色使いにして、今しかできない若々しいコーディネートにするのも良いですね。

「好きな色といえばピンク」という方は、ぜひ日本の伝統色・薄桜色の桜を思わせる淡いピンク色はいかがでしょう。上品で可愛らしいイメージがお嬢様を引き立てます。

幸せなマカロンカラーを自由に組み合わせて、人とは違う唯一無二の愛らしさを目指してください。

~シンプル~

ほぼ無地に近く、柄の少ないタイプの振袖も最近人気です。
禅を感じさせるすっきりシンプルな印象がおしゃれで、こだわりのコーディネートで個性を出しやすい振袖でもあります。

望幸では、ご結婚後は振袖を訪問着としてお召しいただけるようにお直しも承っておりますが、その際もシンプルな振袖の方が便利にお使いいただけます。