世の中のざわつきが少しずつ和らいできたような気がいたします今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

そろそろ先延ばしにしていた振袖のことも考えなくちゃ!と思っている方も多いことと思います。

→ブログで詳しく掲載していますので是非ご一読 下さい。リンクはこららから振袖選びの時期について 

振袖や帯については以前のブログでもお話しさせていただいているので今日は振袖の小物のついて少しお話しさせていただこうかな…
小さな物と書いて小物ですが、たかが小物、されど小物…侮ってはいけません。振袖を着たお嬢さまをさらに引き立たせる名脇役、それが帯締めや帯揚などの小物です。

まずは帯揚ですが、振袖はボリュームのあるお着物です。帯揚は必ずしも絞りにしなくてはいけないということではありませんが、絞りを使うことによって振袖に負けないボリューム感で全体のバランスがとれて美しい着姿になると思います。

絞りの帯揚といっても種類はいろいろあります。一般的には四ツ巻という一つの絞りを作るのに糸を4回巻いて作るものが主流ですが、その中でも高級品といわれるものが生地巾1尺(約38㎝)の間に48粒絞る48立という物になります。通常の絞りに比べて一粒一粒が細かく、しぼ立ちが高いことが特徴です。

柄もはっきり見えます。
また、絞りに金彩で柄を入れる場合は柄の輪郭線には伸び金と呼ばれるゴム素材を使用し、絞りの帯揚特有の伸び縮みに沿うように工夫されています。

もちろん、絞りが苦手な方には平のタイプもご用意しております。

平のタイプは刺繍を施した物や、結び方を工夫することによって華やかさを出すことができます。

次に帯締めです。最近は丸いタイプで飾りが付いた帯締めが主流です。小田巻や蒔絵の玉、ちりめん細工などの装飾が施されてとても華やかです。


そんな丸いタイプとは違った華やかさを演出してくれるのが平の高麗の帯締めです。(本来は正式には平の帯締めと言われていました。留袖や喪服、訪問着、それに振袖です。)小田巻やちりめんなどの装飾はありませんが、三分金といわれる極細番手の金糸を織り込みながら組んでいくことによって作り出される繊細な色や柄が高級感あふれる独特の雰囲気を出してくれます。


あとは顔周りを華やかにしてくれる半衿や重ね衿もお忘れなく…
半衿は無地でも生地にこだわったり刺繍がされたものを選んだりとバリエーションは様々です。

お好みに合わせてお選びいただけます。


重ね衿は着物に合う色でなおかつお嬢さんの顔に合う色を選んでください。


最後に草履とバックを選んで完成です。


(着物の着付けにはまだ細かい実用小物が必要になります。詳しくはこちら→振袖を着るのに必要な小物とは?
いかがでしたか?帯揚と帯締めは着物と帯だけでは足りない部分を補ってくれてさらに素敵にグレードアップしてくれる名脇役なんです。
振袖選びのお手伝いをさせていただきながらいつも感じることは、振袖は小物の色合わせで、より一層お嬢さんの個性を美しく見せてくれる着物です。
はんなり柔らかい雰囲気にも、凛とした姿にもしてくれる帯揚や帯締めなどどれも手を抜けません。
だって、振袖にはなくてはならない小物だもの…

 

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