朝晩の涼しさを少し感じる事が出来ようになった今日この頃です。暑かったですね。

夏の疲れが一気に出てくる9月、いかがお過ごしでしょうか。

マスクを意識して歩く毎日、半年以上たっても慣れません。そんな中で、着物を着るイベントが何かできないかと着付けの講師である高橋さんに相談したところ、ご自宅のお茶室をお借りすることができ、プチお茶会を開くこととなりました。

9月12日(日)。お天気も良く、一行が伺った数寄屋風の日本家屋は、旅館や料亭に来たのかと勘違いするような素敵なお宅。

入ると右手に季節のお飾り、今回はお月見のお団子と、和紙でできたうさぎ。テーマは【お月見】だそうです。

また、正面にはブドウの軸、稲穂と季節を感じさせるものばかりです。

今回は5人のお客さまでした。茶道を習ってらっしゃる人が、初心者の方を教えて下さりながら、拝見が行われました。

お花は秋海棠(しゅうかいどう)、女郎花(おみなえし)、水引(みずひき)が 籠の花入れに飾られていました。

香合は木製の琵琶。掛け軸は 【円相】で丸を描いたような文字に【無尽蔵】と達筆な字。尽きる事のない徳を縫合した蔵 と、ちゃんと意味も説明して下さりました。

 

今回初めて行うこともあり、一応御正客、御次客、お詰め(末席に座る人)を習ってらっしゃる人。

間を初めての方にして、お菓子、お茶の頂き方を見て習いながら進めていただきました。

初心者同然のお運びは流暢にお手前をしている高橋さんが、指示をしてくれました。ちなみにお運びは、私、望月麻里がさせていただきました。

まずお菓子。高橋さんのお知り合いの方に手作りの上生菓子を作っていただきました。

『青柿』。中は黄身餡でとても美味しく頂いた後、御正客さんのお茶が出来上がりました。

志野焼きで夕陽をイメージしたお茶碗は薄いオレンジ色。御次客さんのお茶碗は菊が描かれた綺麗なお茶碗でした。

何とも言えない静かな空間で口の中でふわっとするお抹茶をいただく。なんて贅沢な時間でしょう。

そして、習ってらっしゃる方がさりげなく教えている。お手前まで出来なくても頂き方は知っておきたい、という方はたくさんいらっしゃると思います。

そんな方たちがお気軽に参加していただけたらと思っております。

これからも定期的に高橋さんにお願いをして少人数のお茶会を開きたいと思っております。みなさま、是非ご参加ください。

コロナという誰もが想像さえできなかったこの事態に、捨てていくもの、継いでいかなければいけないもの、少し見えてきたような気がします。

日本が間違った道に行かない様に【和】は、ずっと先まで繋げていくべきだと、わ、政治家の様に語ってしまいました。

 

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