こんにちは、富士宮市の望幸です。
2022年もあっという間に3月になり、桜が咲き始めすっかり春めいてまいりましたね。
2024年成人のお嬢様にとっては、4月から始まる新しい生活に向けて期待と不安で胸がいっぱいだと思います。
そして、春休みという事もあり、今月は2023年成人の方も含め、振袖選びも大変盛況でございます。
初めてお店に来て気に入った色柄の振袖が見つかり、「じゃあ、これから帯や小物を合わせてみよう!」となり、実際にコーディネートを始めてみると普段、着なれない振袖姿に戸惑うのか、「こっちとこっちの重ね衿、どっちの色がいいかな?」と聞いてみると「う~~ん。どっちがいいのだろう…」とおっしゃるお母様とお嬢様が多く見受けられます。
私共、プロのコーディネーターがチョイスした小物や帯なので、どれを選んでも問題はないのですが、実際合わせると戸惑うものです。
今回は、初めて振袖選びを経験するお嬢様が必ず迷う振袖のコーディネートについてどんな色柄の振袖を選んでも失敗しないコーディネートの基本をお伝えしちゃいます!
1、 小物の色選びは着物の柄の色を取り入れよう!
まず、お嬢様、ご家族様にこれだけは覚えておいていただきたいのですが、
小物の色は着物の柄の色を選ぶのが基本!
これを覚えておけば、ひとまず、戸惑うことはなくなると思います。
何を隠そう、僕たち、コーディネーターもまずは、そこから何色か持っていっているのです。
そうすることで全体のバランスが整います。
2、 帯の選び方でかっこよくもかわいくもできる!
振袖に限らず、着物コーディネートの核となるのが帯選びです。帯の合わせ方でガラッと雰囲気が変わるので一番肝心な所にはなりますが、こちらも
基本的には、金地の帯だとエレガントに、銀地の帯だとスッキリ上品に、黒地の帯だと大人っぽい印象になります。
近年、振袖の色柄も多様化してきて、金銀黒地の帯だけに限らず、多色化しておりますが、それに関しては、小物と同様に振袖の柄に使われている色を使う事が多いです。
3、 カタログのコーディネートを見てみよう!
ここからは、実際に当店のホームページと郵送カタログに掲載されている振袖コレクションのコーディネート集から抜粋したものを見てみたいと思います。
下の画像は、古典柄の青の振袖ですが、王道の金地の帯に青と反対色の赤い重ね衿と赤と白の帯揚げ、葉っぱの緑を意識した帯締めを使った王道、上品なコーディネートです。
青の濃淡が効いた振袖におしとやかなかわいく上品なお洒落さがアピールできてますね。
次の画像も同じ青(紺)の振袖ですが、柄の中に使われている色味がハッキリしている分、色んな色が小物に使えるのですが、黒地の帯でビシッと締めたところに赤の帯締め、帯揚げでメリハリの効いたコーディネートですね。
非常に爽やかで華やかな印象です。レトロ&ポップなどにもよく使われるコーディネートです。
お次は、無地系のすっきりとした柄の少ない振袖のコーディネート。
基本の振袖の柄に使われている色がすくない為に難しく考えてしまいますが、こういう振袖の場合は、赤に負けない黒を帯締め、帯揚げ、重ね衿に使い、アクセントにし帯も柄が少ないすっきりした帯にして帯が目立ち過ぎないように意識したコーディネートです。
シンプルに合わせることで着物の赤が際立ちます。
現在の流行色であるくすみ系の振袖も多色使いではないのでシャンパンゴールドをおもわせるすっきりとした金地の帯とローズカラーの一色濃い目の帯締め、帯揚げを使いシンプルにコーディネートすることで振袖の上品さとユリの柄の豪華さをうまく表現しています。
今回は、コーディネートの基本をご紹介致しました。
少しの色遣いの変化で表現が変わるのも着物の醍醐味だと思うし、一番あれこれ考えられて楽しいものです。
あんまり難しく考えないで自分が好きな色を選ぶ事で自分流のコーディネートになると思うのでコーディネーターの話をいっぱい聞いて参考にしましょう!
コーディネートにまつわる過去ブログもいっぱいあるのでご参考下さい
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